MENU

しまなみ海道デビュー!初心者向け安心プラン【レンタサイクル・モデルコース・休憩スポット】

「サイクリストの聖地」として名高い、しまなみ海道。瀬戸内海に浮かぶ美しい島々を、壮大な橋で結びながら駆け抜ける…想像しただけでもワクワクしますよね!

でも、「全長70kmって長すぎない?」「体力に自信がないんだけど…」「初めてだから、何から準備すればいいか分からない…」と、デビューにあと一歩踏み出せないでいる初心者の方も多いのではないでしょうか?

ご安心ください! しまなみ海道は、初心者でも、体力に自信がない方でも、ポイントを押さえれば十分に楽しめる最高のサイクリングコースなんです!

この記事では、そんなあなたの不安を解消するために、

  • 失敗しないレンタサイクルの選び方・借り方
  • 初心者でも安心!おすすめモデルコース3選
  • 疲れも吹き飛ぶ!絶景&グルメ休憩スポット
  • 必要な持ち物や服装のアドバイス

など、しまなみ海道デビューを全力でサポートする情報をお届けします。 さあ、この記事を読んで、憧れのしまなみ海道サイクリングへ、自信を持って出発しましょう!

まずは知っておこう!しまなみ海道ってどんなところ?

  • 全長約70kmの海の道: 広島県尾道市から愛媛県今治市まで、瀬戸内海に浮かぶ6つの島(向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島)を7つの橋で結ぶ、日本初の海峡横断自転車道です。
  • 絶景の連続!: 透き通るような青い海、緑豊かな島々、そして空に向かって伸びる巨大な橋…。どこを切り取っても絵になる景色が広がります。
  • 初心者にも優しい: 車道とは別に自転車歩行者道が整備されている区間が多く、路面には推奨ルートを示す「ブルーライン」が引かれているため、道に迷う心配も少ないです。

【準備編】これで安心!しまなみ海道デビューの前に

さあ、憧れのしまなみ海道へ!でもその前に、しっかり準備を整えましょう。

① レンタサイクル完全ガイド:どこで借りる?どれがいい?

しまなみ海道サイクリングは、手ぶらで行ってレンタサイクルを利用するのが一般的です。初心者にとって気になるポイントを解説します。

  • どこで借りられる?: 尾道側、今治側の両端や、各島の主要な場所にレンタサイクルターミナルがあります。「しまなみジャパン」が運営する公共レンタサイクルが最もターミナル数が多く便利です。
    • 主なターミナル例: JR尾道駅前港湾駐車場、尾道市民センターむかいしま、瀬戸田町観光案内所、上浦レンタサイクルターミナル(大三島)、伯方レンタサイクルターミナル、宮窪レンタサイクルターミナル(大島)、サンライズ糸山(今治)、JR今治駅前サイクリングターミナルなど。
  • どんな自転車がある?:
    • クロスバイク: スピードが出やすく、長距離も比較的楽。スポーツバイク初心者におすすめ。
    • シティサイクル(ママチャリ): 普段乗り慣れているタイプですが、長距離や坂道は少し大変かも。
    • 電動アシスト自転車: 体力に自信がない方、坂道が不安な方の強い味方! ラクに景色を楽しめます。ただし、バッテリー切れに注意が必要で、乗り捨てできない場合が多いです。
    • タンデム自転車(二人乗り): カップルや親子で楽しめますが、操作に慣れが必要です。
    • 初心者へのおすすめ: 体力に合わせてクロスバイク電動アシスト自転車を選ぶのが良いでしょう。
  • 料金システム:
    • 基本料金: 大人1日 2,000円~3,000円程度が目安(車種により異なる)。時間貸しはありません。
    • 保証料: 別途1,100円(大人・子供同額)。借りたターミナルと同じ場所に返却すれば返金されます。
    • 乗り捨て料金: これが便利! 借りた場所以外のターミナル(同一運営に限る)で返却できるシステム。別途料金はかかりません(保証料が返金されないことで充当)。尾道で借りて今治で返す、途中の島で返す、などが可能です。※電動アシスト自転車など一部車種は乗り捨て不可の場合あり。
  • 予約は必要?: 土日祝日やゴールデンウィーク、夏休みなどの繁忙期は、希望の車種がなくなることも。特にクロスバイクや電動アシストは人気なので、事前予約が断然おすすめです。「しまなみジャパン」のレンタサイクルはWeb予約可能です。
  • その他: ヘルメットは無料でレンタルできます(着用義務あり!)。パンク修理キットなどを貸してくれる場合もあります。

しまなみジャパン運営 主要レンタサイクルターミナル例

ターミナル名 場所 主な取扱車種(目安) 備考
JR尾道駅前港湾駐車場 尾道市 クロスバイク、シティ、子供用 JR尾道駅からすぐ
尾道市民センターむかいしま 向島 クロスバイク、シティ、子供用 尾道から渡船ですぐ
瀬戸田町観光案内所 生口島 クロスバイク、シティ、電動アシスト、タンデム 瀬戸田港近く、観光拠点
上浦レンタサイクルターミナル 大三島 クロスバイク、シティ 道の駅 多々羅しまなみ公園から少し離れる
伯方レンタサイクルターミナル 伯方島 クロスバイク、シティ 伯方・大島大橋近く
サンライズ糸山 今治市 クロスバイク、シティ、電動アシスト、タンデム 今治側の拠点、宿泊施設併設
JR今治駅前サイクリングターミナル 今治市 クロスバイク、シティ JR今治駅からすぐ

 

(※最新の営業情報、取扱車種は必ず公式サイトでご確認ください)

② おすすめの服装&持ち物リスト

快適なサイクリングのために、服装と持ち物もチェック!

  • 服装のポイント:

    • 動きやすい服装: Tシャツ、サイクリングジャージ、ストレッチ性のあるパンツなど。Gパンは動きにくく汗も乾きにくいので避けるのがベター。
    • 温度調節しやすい: 羽織れる上着(ウィンドブレーカーなど)があると便利。海沿いは風が強いことも。
    • 汗対策: 吸汗速乾性のあるインナーがおすすめ。
    • お尻の痛み対策: 初心者はサドルでお尻が痛くなりがち。パッド付きのサイクリングパンツやインナーパンツがあると快適さが格段にアップ!
    • : スニーカーなど、ペダルを漕ぎやすい運動靴。サンダルは危険です。
    • 日焼け・紫外線対策: 帽子(ヘルメットの下にかぶれる薄手のもの)、サングラスは必須!
  • 持ち物リスト:必須&あると便利!

    カテゴリ 持ち物 ポイント
    必須 □ 飲み物 (スポーツドリンク、水) 多めに準備。途中で購入も可能。
    □ タオル (汗拭き用)
    □ お金 (現金・カード等) レンタサイクル代、飲食代、万が一の交通費など。
    □ スマートフォン 地図、連絡、写真撮影に。
    □ 健康保険証 (コピー可) 万が一の怪我や事故に備えて。
    □ ヘルメット レンタル可。着用義務あり!
    あると便利 □ 日焼け止め こまめな塗り直しを!
    □ サングラス 日差し、風、虫対策。
    □ 帽子 (薄手) ヘルメットの下や休憩時に。
    □ モバイルバッテリー スマホ充電切れ対策。
    □ リュックサック 荷物を背負うのが基本。
    □ 簡単な補給食 飴、チョコ、エナジーバーなど。
    □ 絆創膏、消毒液 ちょっとした擦り傷に。
    □ (あれば)工具・修理キット レンタサイクル店で確認を。
    □ (あれば)サイクリンググローブ 手の痛み軽減。
    □ (あれば)パッド付きパンツ お尻の痛み軽減!
    □ 着替え 汗をかきやすい方に。
    □ ビニール袋 ゴミ袋や濡れたもの入れに。

     

③ スタート地点へのアクセス

  • 尾道スタートの場合:
    • 公共交通機関: JR山陽本線「尾道駅」下車。新幹線利用の場合は「福山駅」で乗り換え。
    • : 山陽自動車道「尾道IC」または「福山東IC」から。駅周辺や港に有料駐車場あり。
  • 今治スタートの場合:
    • 公共交通機関: JR予讃線「今治駅」下車。
    • : 西瀬戸自動車道(しまなみ海道)「今治IC」または「今治北IC」から。サンライズ糸山や駅周辺に駐車場あり。

【実践編】初心者向け!しまなみ海道 おすすめモデルコース3選

さあ、いよいよサイクリングスタート!初心者でも無理なく楽しめる、おすすめのモデルコースを3つご紹介します。距離や時間はあくまで目安なので、自分のペースで楽しんでくださいね。

  • (注意): 所要時間はサイクリングのみの時間目安です。休憩や観光時間は含みません。体力やペースに合わせて、時間に余裕を持った計画を立てましょう!

コース①【体験&島満喫】生口島(いくちじま)ぐるっと一周コース

  • 概要: “レモンの島”として知られる生口島の海岸線を一周するコース。全体的に平坦な道が多く、初心者でも非常に走りやすいのが特徴です。「瀬戸田サンセットビーチ」を拠点に、アートな「耕三寺博物館」、ジェラートの人気店「ドルチェ」などを巡ります。レンタサイクルターミナルも複数あり安心。
  • スタート/ゴール: 瀬戸田サンセットビーチ周辺のターミナル
  • 距離: 約25~30km
  • 所要時間目安: 3~5時間(サイクリング+観光・休憩)
  • 難易度: ★☆☆☆☆ (ほとんど平坦)
  • 見どころ: 瀬戸田サンセットビーチ、耕三寺博物館、平山郁夫美術館、しおまち商店街、島ごと美術館(屋外アート)、ドルチェ瀬戸田本店

コース②【橋と島景色を満喫】尾道発ショートコース(因島まで)

  • 概要: 尾道からスタートし、最初の島「向島(むかいしま)」、そして二つ目の島「因島(いんのしま)」を目指すコース。尾道~向島間は渡船を利用します。しまなみ海道最初の橋「因島大橋」を渡る時の感動は格別!因島では「はっさく屋」で名物のはっさく大福をぜひ。
  • スタート: 尾道(向島に渡ってからスタート)
  • ゴール: 因島(因島大橋記念公園周辺 or 土生港周辺のターミナルで乗り捨て)
  • 距離: 約20~30km
  • 所要時間目安: 3~5時間(サイクリング+観光・休憩)
  • 難易度: ★★☆☆☆ (因島大橋へのアプローチに少し坂あり)
  • 見どころ: 尾道水道の風景(渡船)、向島ののどかな風景、因島大橋、はっさく屋(季節限定)、因島水軍城(時間があれば)

コース③【絶景ハイライト】今治発ショートコース(大島まで)

  • 概要: 今治側からスタートし、しまなみ海道最大のハイライトとも言える「来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)」を渡るコース。世界初の三連吊り橋の上から眺める多島美は息をのむ絶景です!大島の「よしうみいきいき館」で海鮮BBQを楽しむのもおすすめ。
  • スタート: サンライズ糸山 または JR今治駅前サイクリングターミナル
  • ゴール: 大島(よしうみいきいき館周辺のターミナルで乗り捨て or 今治へUターン)
  • 距離: 約15~25km(Uターンする場合)
  • 所要時間目安: 2~4時間(サイクリング+観光・休憩)
  • 難易度: ★★☆☆☆ (来島海峡大橋へのアプローチに長い坂あり)
  • 見どころ: 来島海峡大橋(自転車・歩行者道からの眺め!)、よしうみいきいき館(海鮮七輪BBQ)、亀老山展望公園(※山頂までは激坂!自転車を置いてタクシーor体力自慢のみ)

(表)初心者向けモデルコース比較

コース名 主な区間 距離(目安) 所要時間(目安) 難易度 主な見どころ/体験
① 生口島ぐるっと一周コース 生口島内 25-30km 3-5時間 ★☆☆☆☆ 平坦、ドルチェ、耕三寺、レモン畑
② 尾道発ショートコース(因島) 尾道(向島)→因島 20-30km 3-5時間 ★★☆☆☆ 最初の橋(因島大橋)体験、はっさく大福(季節限定)
③ 今治発ショートコース(大島) 今治→大島 15-25km 2-4時間 ★★☆☆☆ 来島海峡大橋の絶景、海鮮BBQ

 

【寄り道編】疲れも吹き飛ぶ!おすすめ休憩スポット

しまなみ海道の魅力は、ただ走るだけじゃない!途中の島々には、疲れを癒してくれる素敵な休憩スポットがたくさんあります。

  • 絶景ポイントで一息:
    • 各橋の上: 特に「来島海峡大橋」「多々羅大橋」「因島大橋」などは、自転車道からの眺めが最高!展望スペースで記念撮影を。
    • 亀老山(きろうさん)展望公園(大島): 標高307mから来島海峡大橋と島々を一望できる絶景スポット。ただし、展望台までの道は激坂なので、自転車で行くのは上級者向け。麓からタクシーを利用するか、体力に自信がなければ無理しないこと。
    • 開山(ひらきやま)公園(伯方島): 桜の名所としても有名。春には約1000本の桜と海の景色を楽しめます。
  • 絶品グルメ&おしゃれカフェ:
    • 『ドルチェ 瀬戸田本店』(生口島): サイクリスト御用達!瀬戸田産の柑橘を使ったフレッシュなジェラートが大人気。海を見ながら食べるジェラートは格別です。(住所: 広島県尾道市瀬戸田町林20-8)
    • 『はっさく屋』(因島): 因島名物「はっさく大福」の有名店。白餡と八朔の甘酸っぱさが絶妙!八朔の時期(主に冬~春)限定なので注意。(住所: 広島県尾道市因島大浜町246-1 ※因島大橋のたもと)
    • 『よしうみいきいき館』(大島): 来島海峡大橋のたもとにある道の駅。新鮮な魚介類を選んで、その場で七輪BBQが楽しめるのが大人気!お土産も豊富。(住所: 愛媛県今治市吉海町名4520-2)
    • その他: 各島には海が見えるおしゃれなカフェや、地元の食材を使ったレストランなどが点在しています。事前にリサーチしておくのも楽しいですよ!
  • 道の駅・産直市でリフレッシュ:
    • 『道の駅 多々羅しまなみ公園』(大三島): 多々羅大橋のたもとにあり、「サイクリストの聖地」の記念碑があります。レストランやお土産、レンタサイクルターミナルも併設。
    • 『道の駅 伯方S・Cパーク マリンオアシスはかた』(伯方島): 伯方・大島大橋の近く。「伯方の塩」を使った「塩ソフトクリーム」はぜひ試してみて!
  • 地域の温かさ「サイクルオアシス」: しまなみ海道沿いには、地域住民や店舗などがボランティアで提供している無料休憩所「サイクルオアシス」が点在しています。トイレや空気入れを借りられたり、お茶のサービスがあったりすることも。青い旗が目印です。

【安全編】しまなみ海道サイクリングを楽しむための注意点

最後に、安全に楽しくサイクリングするための大切なポイントです。

  • 交通ルール厳守!: 自転車は車両です。左側通行、一時停止、信号などをしっかり守りましょう。ブルーラインが目印ですが、一般道と交差する場所などでは特に注意が必要です。
  • ヘルメット着用!: 自転車乗車時のヘルメット着用は法律で努力義務化されています。レンタサイクルでは無料で借りられますので、必ず着用しましょう。
  • こまめな水分補給と休憩: 夢中になって走っていると、思った以上に汗をかきます。喉が渇く前に、こまめに水分補給を。疲れたら無理せず休憩しましょう。
  • 橋の上は要注意: 景色が良い橋の上ですが、風が強い場合があります。特に横風に注意し、ハンドルをしっかり握りましょう。また、景色に見とれてふらつかないように!
  • トラブルへの備え: パンクはサイクリングにつきもの。レンタサイクル店で簡単な修理方法を聞いておいたり、パンク修理サポート(有料の場合あり)を確認しておくと安心です。
  • 無理のない計画: 初めての場合は特に、欲張らずに短めのコースから挑戦するのがおすすめです。体調が悪くなったら、近くのターミナルで自転車を返却するなど、勇気ある判断も大切です。
  • 天気予報をチェック: 出発前に必ず天気予報を確認しましょう。雨具の準備や、悪天候の場合は中止する判断も必要です。
  • 橋の通行料金: 自転車で橋を渡る際は、通常料金がかかりますが、現在は利用促進のための無料化社会実験が行われており、2026年3月31日までは無料で通行できます! (※期間は変更される可能性もあるため、念のため最新情報をご確認ください)

まとめ:さあ、最高のしまなみ海道デビューへ!

しまなみ海道サイクリング、いかがでしたか?初心者でもポイントを押さえれば、安全に、そして最高に楽しめることが伝わったでしょうか。

レンタサイクルを上手に利用し、無理のないモデルコースを選び、絶景やグルメを楽しみながら、自分のペースで進めば大丈夫!

しっかり準備をして、交通ルールを守り、瀬戸内海の美しい景色と爽やかな潮風を満喫してください。 あなたのしまなみ海道デビューが、忘れられない素晴らしい思い出になることを願っています!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次