「サイクリストの聖地」として名高い「しまなみ街道」。瀬戸内海に浮かぶ島々を結ぶ美しい橋を自転車で駆け抜ける爽快感は、一度体験すると忘れられない魅力があります。しかし、「サイクリング初心者だけど、しまなみ街道なんて走れるのかな?」「どんな準備が必要なんだろう?」と、一歩踏み出せないでいる方もいらっしゃるかもしれません。
心配はいりません!この記事は、2025年の最新情報をもとに、しまなみ街道サイクリングに初めて挑戦するあなたのために書かれた完全ガイドです。準備段階から実際のコース、役立つ情報まで、分かりやすく解説していきます。これを読めば、不安はきっと期待に変わるはず。さあ、一緒にしまなみ街道への旅を始めましょう!
しまなみ街道がサイクリング初心者に優しい理由
しまなみ街道が多くのサイクリスト、特に初心者からも愛されるのには理由があります。まず、車道とは別に自転車道や推奨ルートがしっかりと整備されている点が挙げられます。路面に引かれた「ブルーライン」を目印に進めば、道に迷う心配はほとんどありません。
また、コース全体を通して急な坂道が少なく、比較的平坦な道のりが多いのも嬉しいポイント。一部、橋へのアプローチで上り坂がありますが、それ以外は体力に自信がない方でも自分のペースで進むことができます。
そして何より、瀬戸内海の穏やかで美しい多島美を眺めながら走れるのが最大の魅力。島々にはおしゃれなカフェや美味しいグルメ、立ち寄りたくなる観光スポットも点在しており、休憩を取りながらゆっくりと旅を楽しめます。さらに、各地にレンタサイクルターミナルがあり、自転車の乗り捨ても可能なほか、万が一のトラブルに対応するサポート体制も整っているので安心です。
【準備編】しまなみ街道サイクリング、スタート前の心得
憧れのしまなみ街道を満喫するために、まずは計画と準備をしっかり行いましょう。
いつ行く?どれくらいの日数が必要?
しまなみ街道を訪れるのに最適な時期は、気候が穏やかで走りやすい春(4月~5月)と秋(10月~11月)です。夏は日差しと暑さ対策が必須となり、冬は寒さ対策に加えて日照時間が短い点に注意が必要です。また、6月から7月にかけては梅雨で雨が多くなる傾向があります。
必要な日数については、体力や楽しみ方によって変わってきます。片道約70kmの道のりを1日で走り切る日帰りプランは健脚な方向け。最も一般的なのは、途中の島で1泊する1泊2日プランで、景色やグルメを無理なく楽しみたい初心者の方にはこちらがおすすめです。さらに時間をかけて、各島の魅力をじっくり味わいたい方は、2泊以上のゆったりプランを検討するのも良いでしょう。
自転車はどうする? レンタルか持ち込みか
サイクリングの主役である自転車の手配も重要です。手軽なのはレンタサイクルを利用する方法。しまなみ街道沿いには、公営のレンタサイクルターミナルが複数あり、クロスバイクなどを比較的リーズナブルに借りられ、乗り捨ても可能です(一部制限あり)。ただし、特に繁忙期は混み合うため、事前の予約が推奨されます。
また、尾道や今治の市街地には、ロードバイクや電動アシスト付きのE-BIKEなどを扱う民間のレンタサイクルショップも充実しています。より快適な走行を求める方や、体力に少し不安がある方は、E-BIKEのレンタルを検討するのも良い選択肢です。こちらも予約しておくと安心です。
もちろん、普段から乗り慣れている自分の自転車を持ち込むことも可能です。その場合は、スタート地点までの自転車の輸送方法(車に積む、サイクルトレインを利用する、分解して専用の袋に入れる「輪行」など)を事前に確認しておきましょう。
尾道の主なレンタサイクル店
はい、承知いたしました。各店舗のHPへのリンク、住所、電話番号の情報を追加して表を更新します。 情報は2025年4月24日現在のものですが、ご利用前には必ず最新情報をご確認ください。
尾道の主なレンタサイクル店
店舗名 (HPリンク) | 住所 | 電話番号 | 主な取扱車種 | 料金(1日/目安) | 予約 | 乗り捨て | 特徴・備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
しまなみレンタサイクル (尾道港(駅前港湾駐車場) T) | 広島県尾道市西御所町5 (尾道港駅前港湾駐車場内) | 0848-22-3911 | クロスバイク、シティサイクル、E-BIKE (台数少) | 大人 3,000円 + 保証料1,100円 (E-BIKEは別料金、6時間4,000円等) | Web予約推奨 | 可能 (今治など指定ターミナルへ) | 公営で料金が比較的安価。しまなみ海道沿いのターミナルで乗り捨て可能(保証料は返金なし)。初心者向け。 |
ジャイアントストア尾道 | 広島県尾道市西御所町5-11 (ONOMICHI U2内) | 0848-21-0068 | GIANT製ロードバイク、クロスバイク、E-BIKE | 5,000円 – 15,000円程度 (車種による) | Web予約推奨/必須 | 不可 (原則) | 高品質なスポーツバイクが豊富。サイクリスト向け複合施設内にあり便利。本格的に走りたい方向け。 |
BETTER BICYCLES | 広島県尾道市土堂2-1-1 (あなごのねどこ EAST隣接) | 0848-38-2911 | オリジナルデザイン自転車、E-BIKE | 4,000円 – 8,000円程度 (車種による) | Web予約推奨 | 不可 (原則) | おしゃれな自転車が特徴。街乗りや、デザインにこだわりたい方向け。 |
The RED BICYCLES ONOMICHI | 広島県尾道市東御所町1-5 (JR尾道駅前) | 0848-21-0655 | ロードバイク、クロスバイク、E-BIKE、ミニベロ | 4,000円 – 9,000円程度 (車種・時間による) | Web予約推奨 | 不可 (原則) | 駅からのアクセス抜群。多様な車種を扱っており、ヘルメット・鍵などもレンタルに含まれることが多い。 |
シクロの家 (ゲストハウス併設) | 広島県尾道市土堂1-11-7 | 0848-38-9767 | クロスバイク、E-BIKE (宿泊者優先の場合あり) | 宿泊者は割引あり。要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | しまなみ海道の情報に詳しいゲストハウスが運営。レンタサイクルはゲストハウスのサービスの一部。利用条件等は要確認。 |
※ご注意:
- 上記は2025年4月24日時点での目安情報です。取扱車種、料金、営業時間、定休日、予約方法、乗り捨て条件などは変更される可能性が高いため、ご利用前に必ず各店舗の公式サイトをご確認いただくか、直接お問い合わせください。
- 料金は税込みか税別か、保険料が含まれるか等、詳細は各店舗にご確認ください。
- 特に週末や連休、サイクリングシーズン(春・秋)は大変混み合いますので、早めの予約をおすすめします。
- E-BIKE(電動アシスト自転車)は人気が高く、台数に限りがある場合が多いため、希望される場合は特に早めの予約が確実です。
服装と持ち物:快適なサイクリングのために
快適にサイクリングを楽しむためには、適切な服装と持ち物の準備が欠かせません。
服装は、動きやすさを最優先に考えましょう。汗をかいても乾きやすい素材のものがおすすめです。特に、お尻にパッドが入ったサイクルパンツやインナーがあると、長時間のサドルによる痛みが大幅に軽減され、快適さが格段に向上します。体温調節ができるように、ウィンドブレーカーなど着脱しやすい上着を一枚用意しておくと便利です。
安全のため、ヘルメットの着用は必須です(レンタサイクルでも貸し出しがあります)。また、日差しや路面からの照り返し、虫などから目を守るサングラス、手のひらの保護や滑り止めになるグローブもあると良いでしょう。靴は、ペダルが漕ぎやすいスニーカーや専用のサイクリングシューズを選びましょう。
持ち物については、まず身分証明書や健康保険証(コピーでも可)、そして現金(自動販売機や小さなお店で必要になることがあります)は必ず携帯してください。ルート確認や緊急連絡用にスマートフォンと、その充電が切れないためのモバイルバッテリーも必需品です。
走行中の水分補給は非常に重要なので、飲み物はすぐに取り出せるよう、自転車のボトルケージにセットできるボトルなどに入れて持参しましょう。汗を拭くタオルや、日差し対策の日焼け止めも忘れずに。万が一の怪我に備えて、絆創膏などの簡単な救急セットや常備薬も準備しておくと安心です。
さらに、荷物を運ぶためのリュックサックや自転車に取り付けるサドルバッグ、エネルギー補給のための飴やエナジーバーなどの補給食もあると便利です。もし自分でパンク修理などができる場合は、修理キットや携帯空気入れも持っていくと心強いでしょう。公共交通機関での移動(輪行)や、万が一のリタイアに備えて輪行袋があると役立つ場面もあります。そして、美しい景色を記録するためのカメラも、旅の思い出作りにぜひ加えたいアイテムです。特に宿泊する場合は、着替えも必要になります。
宿の予約はお早めに
1泊以上するプランの場合は、宿泊施設の予約を早めに行いましょう。特に週末や連休、春・秋のサイクリングシーズンは人気が高く、すぐに埋まってしまうこともあります。ルートの中間地点にあたる生口島(瀬戸田エリア)や大三島周辺は、宿泊施設が多く集まる人気のエリアです。ホテルや旅館、民宿、ゲストハウス、キャンプ場など、予算や好みに合わせて選べます。
【コース編】いざ、しまなみ海道サイクリングへ!
準備が万全に整ったら、いよいよサイクリングスタートです!
スタート地点はどっち? 尾道 vs 今治
しまなみ街道のサイクリングコースは、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約70kmの道のりです。どちらからスタートしても素晴らしい体験ができますが、それぞれに特徴があります。
尾道からスタートする場合、まずは向島へ渡船で渡ることから旅が始まります。この短い船旅が、旅情を一層かき立ててくれるでしょう。本州から四国へと島々を巡り、最後に四国へ上陸する達成感を味わえます。
一方、今治からスタートすると、序盤にハイライトの一つである来島海峡大橋を渡ることになります。瀬戸内海の雄大な景色をいきなり満喫できるのが魅力です。四国から本州へ向かうルートとなり、全体的に緩やかなアップダウンが続きます。
どちらを選ぶかは好みによりますが、初心者の方には、最初に大きな橋を渡る感動を味わえ、後半の体力的な負担が比較的少ないとされる「今治スタート」もおすすめです。その日の風向き(一般的に午後は特定の方向からの風が強くなりやすい)などを考慮して決めるのも良いでしょう。
頼れる道しるべ「ブルーライン」を辿って
コース上には、初心者にも分かりやすいように**「ブルーライン」**という青い線が路面に引かれています。基本的にはこのブルーラインに沿って走れば、迷うことなく尾道、または今治のゴールまでたどり着けます。分岐点などには案内標識もしっかりと設置されているので安心です。
島々を巡る旅:見どころとルートの魅力
しまなみ街道は、本州と四国の間に浮かぶ6つの島を、個性豊かな7つの橋で結んでいます。今治側から順に島を巡るルートを辿ってみましょう。
まず今治を出発し、最初に渡るのが世界初の三連吊橋であり、全長約4kmにも及ぶ**来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)です。この橋の上から眺める瀬戸内海の風景はまさに絶景!橋を渡りきると大島(おおしま)**に到着します。体力に余裕があれば、少しコースから外れますが、亀老山(きろうさん)展望公園へ上ってみてください。急な坂道を乗り越えた先には、息をのむほどのパノラマが広がっています。
次に、伯方・大島大橋を渡って**伯方島(はかたじま)**へ。ここでは「伯方の塩」が有名で、道の駅 伯方S・Cパークで味わえる塩ソフトクリームは人気の休憩グルメです。
続いて、美しいアーチ橋である大三島橋(おおみしまばし)を渡ると、”神の島”とも呼ばれる大三島(おおみしま)に到着します。全国の山祇神社の総本社である大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)は、国宝や重要文化財の武具などが多数展示されており、訪れる価値のあるパワースポットです。また、多々羅(たたら)大橋のたもとにある道の駅 多々羅しまなみ公園には「サイクリストの聖地」の記念碑があり、絶好の記念撮影スポットとなっています。
大三島と生口島(いくちじま)を結ぶのは、世界有数の斜張橋である多々羅大橋。橋の上では「鳴き龍」と呼ばれる、音が反響する現象を体験できます。この橋を渡ると、国産レモンの名産地として知られる生口島です。島内には、SNS映えするスポットとして人気の**耕三寺博物館(こうさんじはくぶつかん)とその中にある真っ白な大理石庭園「未来心の丘(みらいしんのおか)」**があります。また、島のあちこちに屋外彫刻が設置された「島ごと美術館」のアート作品を探しながら走るのも楽しいでしょう。瀬戸田サンセットビーチでの休憩もおすすめです。
生口島と因島(いんのしま)を結ぶ生口橋(いくちばし)を渡り、因島へ。ここでは、地元発祥の柑橘「はっさく」を使ったはっさく大福が絶品(季節限定の場合あり)。また、村上水軍の歴史に触れられる因島水軍城もあります。
そして、最後の橋となるのが因島大橋。この橋は珍しい二層構造になっており、自転車は車が走る道路の下層部分を通って、最後の島、**向島(むかいしま)**へと渡ります。向島から対岸の尾道市街へは、自動車専用の橋ではなく、尾道渡船を利用します。地元の人々の足でもある短い船旅が、しまなみ海道サイクリングのフィナーレを飾り、旅情を一層深めてくれるでしょう。
旅の楽しみは、グルメと寄り道にあり!
しまなみ街道の魅力は、ただ走るだけではありません。各島には、上で紹介した以外にもたくさんの魅力的なスポットが待っています。海を眺められるおしゃれなカフェで一息ついたり、漁港で獲れたての新鮮な海鮮丼に舌鼓を打ったり、特産の柑橘類を使ったスイーツを味わったり。事前に気になるお店や場所をチェックして、自分だけの寄り道プランを立てるのもサイクリングの醍醐味です。
主な立ち寄りスポット情報まとめ
記事内でご紹介した主な立ち寄りスポットの情報を一覧にまとめました。サイクリング計画の参考にぜひご活用ください。
スポット名 | 島 | 営業時間/開館時間 (目安) | 定休日 (目安) | 料金 (目安) | 備考 (特徴・注意点など) |
---|---|---|---|---|---|
亀老山展望公園 | 大島 | 展望台: 常時開放<br>売店: 9:00~17:00頃 (季節変動あり) | なし (売店は不定休の場合あり) | 展望台: 無料 | 絶景スポットだが、公園までのアクセス路は急坂。体力に自信がない場合は注意。 |
道の駅 伯方S・Cパーク | 伯方島 | 売店: 9:00~17:00<br>レストラン: 11:00~ (時間は要確認) | 年末年始 (要確認) | 無料 (飲食・買い物は別途) | 「伯方の塩」ソフトクリームが人気。休憩に便利。 |
大山祇神社 | 大三島 | 開門時間: 日の出~17:00頃<br>宝物館など: 8:30~17:00 (最終入館16:30) | なし (宝物館含む) | 境内: 無料<br>宝物館など: 大人 1,000円 (共通券) | 全国の山祇神社の総本社。国宝・重文の武具類は必見。 |
道の駅 多々羅しまなみ公園 | 大三島 | 特産品センター: 9:00~17:00<br>レストラン: 10:00~ (時間は要確認) | 年末年始 (要確認) | 無料 (飲食・買い物は別途) | 「サイクリストの聖地」記念碑がある。多々羅大橋を望むロケーション。 |
耕三寺博物館 (未来心の丘) | 生口島 | 9:00~17:00 (最終入館16:30) | なし | 大人 1,400円 (耕三寺・未来心の丘共通) | 豪華絢爛な堂塔と、真っ白な大理石庭園「未来心の丘」が有名。入館料が必要。 |
瀬戸田サンセットビーチ | 生口島 | ビーチ: 常時開放<br>施設: 夏季中心に営業 (要確認) | なし (施設は季節休業あり) | 無料 (施設利用は別途の場合あり) | 美しい人工ビーチ。夏は海水浴客で賑わう。 |
はっさく屋 | 因島 | 8:00~17:00頃 (売り切れ次第終了) | 月・火曜日 (祝日の場合は営業、翌日休みの場合あり) | はっさく大福: 200円前後/個 | 名物はっさく大福は人気のため早めの訪問推奨。サイクリングロードから少し坂を上る。営業日・時間は変動の可能性あり。 |
因島水軍城 | 因島 | 9:30~17:00 (最終入館16:30) | 木曜日 (祝日の場合は開館)、年末年始 | 大人 330円 | 村上水軍の資料などを展示。サイクリングロードからは少し距離がある。 |
尾道渡船 (参考) | – | 航路によるが、早朝~夜まで運行 (例: 駅前渡船 6:00~22:00頃) | なし | 大人+自転車: 110円前後 (航路による) | 尾道水道を渡る。複数の航路あり。自転車と一緒に乗船可能。 |
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※ご注意:
- 上記は2025年4月24日時点での目安情報です。特に営業時間、定休日、料金は変更される可能性が高いため、お出かけ前に必ず各施設の公式サイトをご確認いただくか、直接お問い合わせください。
- 売店やレストランのラストオーダー時間は、閉店時間より早い場合があります。
- 季節(特に夏季・冬季)によって営業時間が変動する施設もあります。
- 天候等により臨時休業となる場合もあります。
初めての挑戦を成功させるためのヒント
最後に、初心者がしまなみ街道サイクリングを安全に、そして最大限に楽しむためのポイントをいくつかご紹介します。初めての挑戦、特に以下の点を心に留めておくと、より安全で楽しい旅になります。
- 自分のペースを守ること: タイムを競うレースではありません。美しい景色を眺め、写真を撮り、時には自転車を降りて休憩しながら、無理のないペースで進みましょう。「完走」だけが目標ではありません。
- こまめな水分・エネルギー補給: 喉が渇いたと感じる前に水分を、お腹が空いたと感じる前にエネルギーを補給することが大切です。特に夏場は熱中症にならないよう、意識的に休憩と補給を取りましょう。
- 安全第一の走行: 道路交通法を守り、必ず左側通行を心がけてください。スピードの出しすぎには注意し、特に下り坂やカーブでは十分に減速しましょう。橋の上は横風が強いこともあるので、ハンドルをしっかり握ってください。そして、ヘルメットは必ず正しく着用しましょう。
- トラブルへの備え: パンクはサイクリングで起こりうるトラブルの一つです。レンタサイクルでも基本的な修理キットが付いているか確認しておくと良いでしょう。もし自分で修理できない場合は、無理せずレンタサイクルターミナルや近くのサイクルオアシス(サポートステーション)に連絡してください。体調が悪くなったり、どうしても走りきれないと感じた場合は、リタイアする勇気も大切です。事前にバスやタクシー、船などの公共交通機関の情報を調べておくと、いざという時に役立ちます。
- マナーと思いやり: しまなみ街道は、多くのサイクリストだけでなく、地元の方々も利用する道です。ゴミは必ず持ち帰る、大声で騒がない、自転車を停める際は他の人の通行の妨げにならないようにするなど、マナーを守り、周りの人々への配慮を忘れずに楽しみましょう。
まとめ:最高の思い出を作りに、しまなみ海道へ出発!
しまなみ街道は、豊かな自然、美しい景色、美味しいグルメ、そして温かい人々に出会える、素晴らしいサイクリングコースです。初心者の方でも、しっかりと準備をして、自分のペースで楽しめば、きっと忘れられない最高の体験ができるはずです。
この記事が、あなたのしまなみ街道サイクリングデビューを後押しできれば、これほど嬉しいことはありません。道中の安全に気を付けて、思いっきり楽しんできてください!
※ご注意 (再掲): 施設の営業時間や料金、交通機関の運行状況などは変更される可能性があります。計画を立てる際や出発前には、必ず各施設の公式サイトなどで最新の情報をご確認いただくことを強くおすすめします。
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